主な整備実績
メンテナンス
Y様
オデッセイ(RB3)ファンベルト交換
2019/6/7 整備記録
オデッセイの車検のため、車両の点検をいたしました。
点検した際に、ファンベルトをみたらかなり削れてひどい状態ですぐに交換しないと切れるんじゃないかと思い、ひやひやしておりました(笑)
前回のブログでファンベルトが劣化してくるとキュルキュル音がすることを記載したのですが、今回はキュルキュル音がしていませんでした。
前回はパジェロミニ(軽自動車)だったためキュルキュル音がしましたが、今回は普通自動車だったので音がならないことが多いのです。劣化したファンベルトが水に濡れたときなどはキュルキュル音がします。
軽自動車と違って、普通車のファンベルトは劣化してもキュルキュル音がしないのは、オートテンショナーという部品があり、そこで、常にテンション(はり)を保っているからです。軽自動車は調整式なので劣化するとベルトがゆるみ、音の原因につながります。
ファンベルトが水に濡れてしまうと、ギリギリでテンションを保っているのが、滑ってしまい、キュルキュル音がでるようになります。
それではどのようにしたら良いのかと言うと教習所では
「毎日点検をして下さい!」(義務です!)
といいますが、忙しい現代人にそんな時間はありませんよね。朝などに点検をしてから出勤などは不可能に近いです。
そこでボンネットをあけるタイミングが一番多いのがオイル交換のときです。
オイル交換時に
「ファンベルトの劣化度合いをみてもらえますか?」
と一言声をかけると整備士の方がみてくれると思うので、知識として覚えておくとよいと思います。
できたら、自分の目でもファンベルトの状態も確認してみましょう!
CSモーターサービスではオイル交換の際に、ファンベルトのチェックもしております。
左のように溝が深くなっていたら、交換です。
今回のオデッセイのファンベルトは左の状態だったので、交換作業に入ります。
上の写真の赤丸の部分に14mmのレンチを入れて手前に引くと矢印の方向にテンショナーが動きます。
ベルトが緩みます。
緩んだら、ベルトをはずします。
新しいファンベルトを取り付けます。
オデッセイ(RB3)ファンベルト取り付け料金
部品代:5,200円+税
工賃:4,000円+税
合計:9,200円+税
作業店舗:北陸ファクトリー
住所:石川県金沢市矢木3-200